〈このどしゃぶりに日向小町は〉鳥飼否宇

鳥飼否宇、初読です。
タイトルが目についたので予約したんですが、今年の1月発売なのに、すでに私の後ろには誰も予約が並んでいません。
嫌な予感を感じつつも、こわごわ手にとってみました(笑)

男が眼を覚ますと、真っ白な部屋にいた。
部屋は自分がいるベッド以外は何もなく、掛けている毛布が唯一の持ち物だった。
いったいここはどこなのか?
病室のような気がするけれど、どうも違う。
男は昨日までの記憶もなく、自分の名前さえも思い出せなかった。
ふいに、部屋にある監視カメラに気づき、男は毛布をなげてそれにかぶせる。
とたんに電気が暗くなり、何者かがあわてたようにドアを開けて入ってきた。
男はこれ幸いとばかりに闖入者を襲い、脱出を図るのだが──

冒頭の、記憶のない人間が密室で目覚めて。。。という出だしはすごく面白かったのですが、逆にこの設定だと1つのパターンに陥る(人体実験だとか)危険性も高いので、そっちの方向へ行くとちょっと嫌だなと思っていたら、やはりの展開だったのでう~ん(笑)となりました。
しかもその展開を新鮮に見せようとしたのか、エログロを爆発させいしまったのも、どうもという感じで。。。
どうもこの作品は何かの続篇的な作品のようなので、たぶん、前作を知っていたら、もっと楽しめたのかも。。。
とはいっても、出だしと終わり方はなかなか印象的で良かったので(笑)、あと1作くらいは違う作品にチャレンジしてもいいかなという余地は残しましたが(笑)
しかし、なんで途中がああなってしまうんだろ。。。(笑)
せっかくの冒頭とラストが、もったいない。。。


このどしゃぶりに日向小町は (ハヤカワ・ミステリワールド)
読了日:04月01日 著者:鳥飼 否宇
早川書房 2010年1月発行
★★☆

セブンアンドワイがセブンネットショッピングになって、アフィリエイトからいなくなってしまったので、急遽、読書メーターから画像をリンクしました。
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Secre

No title

鳥飼否宇という作家は知りませんでした。「中空」で横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しているんですね。
作品もずいぶん多いみたいですが、横浜でも予約0が多いです(笑)

No title

うーん。な本。そこまで残念な出来で、よく出版されたものだ。と思ってしまいました。
結局その手の話しはオチが大事なんでしょうね。

No title

めにいさん。なんかバカミスの「官能的─四つの狂気」がなかなかバカバカしくて面白いそうなので、そちらから読めばよかったかも。とりあえずは予約も入ってないし(笑)もう少ししてからにします。

No title

イカダさん。読みようによっては好きな人もいるかも。エログロマニアとか。。。(笑) オチというか、着地点はなかなかいいんですけれどね~

No title

監視カメラが見えなくなって慌てて入って来るってのはちょっと間抜けですね~(笑)
エログロはさじ加減が難しいんでしょうね。適度だったら好きなんですが…

No title

なんかお手軽に考えたって感じで、部屋からの脱出も、もうちょっと考えたものにしてほしかったですね。私も適度というか、もっと考えたものなら?エログロも爆発してくれてもいいんですが。。。

No title

冒頭の始まりが面白いですね

No title

冒頭はよかったんですけれど、それがうまく続かなかったのが残念でした。

No title

こんにちは。おぉ、初否宇ですね。私は去年否宇デビューしましたが、柔らかい文体が読みやすく、割と好感度の高い作品でしたよ。といってもまだその一冊だけなので、作家の印象を語る程ではないのですが、それでもエログロというのはすごく意外です。先が読める展開というのもちょっと、ですね。

No title

作家は何かのマニア性が必要なのかな。
(まともなこめんとできませぬ徹夜あけ。。眠たいです)

No title

さにーさん。たしかに読みやすかったということもあり、最初は凄く面白かったのですが、次第にテンションがエログロに。。。(笑) 他の人の評判も悪いようなので(笑)、どうもいちばん悪いのを引いてしまったようです。これにめげずにまた読んでみようと思います(笑)

No title

novel1dayさん。眠いのにブログ巡回ご苦労様です。早く寝てください。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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