〈キャッチャー・イン・ザ・ライ〉J・D・サリンジャー

この間の訃報を聞いて、えっ、サリンジャーってまだ生きていたんだ、と思ってしまいました(爆)
もうとっくに故人だと思っていたもので。。。(汗)
〈ライ麦畑でつかまえて〉は、かなり昔に読んだのですが、そのときにはこの、世界的有名本の良さというのがいまいちわからなかったもので、あらためて村上春樹訳で読んでみました。
というのも、その前に、むかし読んでいまいちだった、レイモンド・チャンドラーの〈長いお別れ〉を、村上春樹訳の〈ロング・グッドバイ〉を読んで、眼が覚めるように面白かったということもあったもので、もしかしたら、むかし読んだ本の翻訳が悪かったからかもと思ったのでした。
ところがこの本、出だしはすらすら読めたのに、途中からどうも頭に入ってこない。
いったいどうしたことかと思って考えてみたら、16歳のホールデン少年が退学を食らって、未成年なのに、飲み屋に行って、女の子と交流したりする話がつづいて、だらだらと何も起こらない話だったから、テンションが下がっていったのかも分析しました(笑)
どちらかというと、ミステリーやホラーのように、何かが起きる話が好きな私にとって、思春期の男の子の物語がだらだら続く話は、いちばん苦手とするものだったりします。
あ、でも、良かったのもありましたが。。。(キングの〈スタンド・バイ・ミー〉とか)
なので、この本に限っては、残念ながら、昔の読んだイメージからは抜け出られなかったです。
たぶん、こういった本の良さというか、面白さがわかると、文学な人になれるのかもしれないけれど、私はどうも文学の人じゃないから、ここらで降参します。。。(苦笑)
しかし、この本、出だしから、村上春樹!といった感じですよね(笑)
〈海辺のカフカ〉にもみられる、君という誰かに話しかける文体は、もしかしたら、村上春樹がサリンジャーを真似たのかもしれないけれど。。。


白水社 2003年4月発行
★★★
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コメントの投稿

Secre

No title

私もずいぶん前に亡くなったと思っていたので、ニュースを聞いてびっくりしました(笑)
良いかどうかはともかく、少し許容できるようになったかなと思ってます。

No title

めにいさんもそう思いましたか。ほとんどの人はそう思っていたりして。。。(笑) 読書メーターでも面白いとか書いてあると、私ってもしかしたら救いようもないバカなんじゃないかと不安になります(笑)

No title

う~ん。確かにその手の話は興味ないですね。

文学的でない人その2

No title

おっ、イカダさんもその手の話には興味ないですか。仲間ですね~
村上春樹訳でもダメなら、これは諦めるしかないか、と。。。(笑)

No title

長い話が続くのは面白くなりですよね~

No title

それほど長くはないんですが、自分に合わないとえらく長く感じてしまいます。

No title

じゃ、私もパス(笑)

No title

2回読んでダメならダメでしょうね。パスしてください。。。(笑)

No title

ウィキで、91歳でなくなったとか(笑 うーむ。作家って長生きするんだろうなあ。逆にサラリーマンがなぜ短命なのか。。わかるような気がする。自営の人は長生きですよね。サリンジャーのダラダラ話はこれはこれで当時のヤンキーに受けたようです。石原慎太郎の太陽の季節は読んだことありますか?

No title

太宰だとか若いうちに自殺して死んでしまう人もいますし、作家もそれぞれでしょうね。サラリーマンというか教師で105歳の人が近くにいます。職業というよりもその人の体質にもよりますね。太陽の季節はなぜかアニメでみたことがあります。アニメでやるのはちょっとエロかった。。。(笑)
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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