〈オフショア〉F・ポール・ウィルスン

F・ポール・ウィルスンの短篇がミステリマガジンの12月号に載っているということを聞いて、とりあえず図書館に行って立ち読んでから(笑)、これは即行、購入だ~といわんばかりに、行きつけの書店に転がり込みました(笑)
ま、F・ポール・ウィルスンの一ファンとしては、購入せんといかんのですが、短篇ということで、購入にちょっと躊躇しました(すみません、セコくて。。。)
でも、ミステリマガジンに載るというのは、めったにないと思うので、これはぜひとも手に入れておかなくてはと思い直しまして、めでたく?購入と相成りました。

嵐が迫ってくるのをテリーはバーでみつめていると、老夫婦が訪ねてくる。
海に漂う病院船で、明日、手術を受けるのに、送迎ボートに乗り遅れてしまったのだ。
だから、病院船まで、ボートを出してほしいという。
いったんは断ったテリーだったが、困っている老夫婦をみているうちに引き受けることになる。
一方、エンリケスは、病院船に補給品を配達する違法のボートを捕まえようと、虎視眈々と海上を巡視していた。

なるほど。
老夫婦の頼みというのは、ついでということでしたか。
それにしても、病院船という存在にほお~という感じです。
本当にアメリカには、病院船なるものがあるのかどうかはわかりませんが、アメリカの保障保険がそういった決まりならば、そういった存在もあるような気もします。
タイトルのオフショアは、沖での意味のほかに、(自国の法律が及ばない)海外で、という意味も持っているようなので、なかなかグッドなタイトルなのかも。
それにしても、テリーの、敵に対しての思いやりが仇となるかと思いきや、そう来たか、というラスト。
これから先、このふたり、日本でいう、銭形警部とルパンな関係になりそうな。。。(笑)

http://a248.e.akamai.net/f/248/37952/1h/image.shopping.yahoo.co.jp/i/j/7andy_t0366210
ミステリマガジン12月号掲載
早川書房 2009年10月発行
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Secre

No title

ルパン三世と銭形警部とはわかりやすい
病院船、広いアメリカならありえそう

No title

ルパンと銭形警部、なんかそんな感じだったので。。。(笑)
アメリカは海軍の病院船はまだ就役中みたいなので、民間の違法な病院船もありそうです。

No title

ちょうど、昨日見た映画「パイレーツ・ロック」は、禁じられたロックミュージックを二十四時間放送する公海上に停泊している船の話だったの。実話だったそうよ。
同じような考え方で病院船があるのね。おもしろそ~~
そういえば、「黒い風」が図書館にないと言うブログ友の言葉でチェックしたら、古本が高い!!
もう一度ウィルスンブームがおきてくれないかしら?

No title

「パイレーツ・ロック」ですか。どこかの海賊映画みたいなタイトルですね(笑) アメリカじゃ違法なものは船で、というノリでしょうか。。。さすがアメリカです。。。(笑) 「黒い風」は、いま検索してみたら、状態良いのだと上巻だけで、軽く2000円超えてますね。持っているほうは、うっしっしなので、ブームが来ないでほしい(笑)

No title

ついに読みましたか~!(^^) ルパンと銭形という例えはいいですねぇ!

なぬっ? 黒い風が2000円? そりゃまた凄い!

No title

唐突だけれど、大阪は十三に開業医の小竹武さんと仰る方がいるそうです。御歳85歳との事。
親の代からの医師一家の主で、大阪大付属病院医局長代表を務め、医療技術短大で教鞭も執られた。この方、更に大変な篤志家らしく、様々な社会貢献ボランティアの実績もお持ちのようなのです。
校医、企業の嘱託医、地元大阪は淀川の環境改善を図るNPO代表の他、途上国の医療研修生の世話も30年以上続けられているスーパーお爺ちゃんなのですね。
実は今、この小竹さんが目論んでおられるのが、日本にヘリコプター装備の最新医療機器を備える病院船を持たせるプランだったりしているのです。
凄い偶然ですけど、こちらの記事を読んだ直後に、ウチのダンナさんから聞いた今朝の新聞記事の抜粋情報が、同じ病院船の話で本当にビックリしたんです。シンクロニシティってやつかしら?虚実のリアルな交錯のあわいに生じた興奮を共有したくて‥教えて貰った朝刊の記事文を頼りにカキコしてるんだけど‥なんだか、やたら漢字の多いレポートになっちゃったわ!

No title

kennyaskrさん。結局、買ってしまいました。20年後あたりに2000円くらいになるといいですね。黒い風、中古なのに最低でも940円です。いつの間にかそんな値段になってました。ブックオフの105円コーナーにありそうですけれど。。。

No title

こうちゃん。日本にも戦中は病院船があったみたいです。その方はそのことを知っていて、病院船のプランを考えたのかも。。。それにしても、偶然ですね。病院船で話題が一致するってことは、それほどないことかもしれないので(いや、ほとんどないかもしれない(笑))、こういった偶然を共有できてよかったです。

No title

ミステリマガジンに載るということは超常現象抜きで展開するのでしょうか?
私は最近ミステリマガジンは読んでいませんがちょっと手を出してみましょうか。

No title

なんかミステリーマガジンとポールウィルソンってイメージが違うような気がしました。ミステリーマガジンは古本屋でさらって読んだことがあるけどね。スティーブンキングってこれに掲載されたことあったのかな?なんかこれも違和感があるでしょ(笑
ウィルソンファンとしては買っておかなきゃならんのでしょう。
エンリケスと彼らとの人物関係がいまひとつわかりもうさん。。
病院船はあるのでしょうね。なんか病院船って名前聞いただけでダークで怖い印象を受ける。なんか怖いぞ!ウィルス。死霊。スケルトン。色んなアイテムが湧いてきます。。

No title

びぎRさん。今回はメディカル・ミステリー処方箋ということで、超常現象抜きですね。やはり超常現象ありだとSFの範囲になってしまうのかも。いま、ほかの記事を読んでいて、その中になかなか面白いことが書いてあるので、そのうち軽く記事にしてみたいと思っています。

No title

novel1dayさん。ウィルスンはいちおう医学ミステリーも書いているので、しかも早川から出しているので、ミステリマガジンでもわかります。人物関係を詳しく書いてしまうと、ほぼ筋がわかってしまうので書きませんでした。キングはたしかに違和感ですね。

No title

主人公はちょっとジャック入っていましたね(笑)

No title

なんかそういったキャラしか描けないとか。。。(笑)
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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