〈悪魔のラビリンス〉二階堂黎人

二階堂蘭子シリーズの前の巻〈人狼城の恐怖〉の実質、続きのようです。
蘭子のその後がどうにも気になるので、図書館予約枠はあいかわらず、いっぱいいっぱいで取り寄せできないんですが、それなら足と時間を使うのぢゃとばかりに、市内の図書館を徒歩で巡って(狭い市じゃのう。。。(笑))なんとか手に入れてきました(笑)
が、しかし。
どうも蘭子はまだ行方知れずのようで、〈人狼城~〉以前から関わっていた事件である、魔王ラビリンスとの対決に焦点が向けられているみたいです。
ちょっと、肩透かしなかんじ。。。(笑)

密室状態の寝台特急あさかぜの個室で、女の死体が見つかった。
だがそこの個室は、サタンと名乗る魔術師が東京駅で乗り込んだはずなのだ。
一方、蘭子の許には、魔王ラビリンスの挑戦状が届く。

冒頭、使われていない古い屋敷の地下に洞窟があって、そこに入っていく怪しげな男女を追跡し、そこで繰り広げられる死体の芸術を見てしまい、そこから慌てて逃げようとする男、と、なんだか、やけに懐かしいプロローグシーンが展開され、ああ、古き良き探偵小説の世界だ~と、なんかそういったベタなノリが逆に嬉しくなってしまいました(笑)
たぶん、著者もそこが狙いなのかも。
とはいっても、今回、性別年齢不明の魔王《ラビリンス》は、まだ姿のわからない存在で、二階堂蘭子との対決のプロローグといったところのよう。
寝台特急あさかぜの密室は、一瞬、西村京太郎張りの時刻表トリックか~とか思ってしまいましたが、魔王ラビリンスでないとできないトリックで、なんか反則のような感じも。。。
硝子の家のトリックはちょっと貴志祐介の〈硝子のハンマー〉のトリックを思い出しました。
どっちが初出かわからないけれど。。。
ということで、〈骸骨海岸〉って何なんだろう。。。?
次でわかるのかな。。。
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講談社文庫 2004年6月発行
★★★
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Secre

No title

なんだか、怪人二十面相と明智小五郎みたい

No title

魔王《ラビリンス》ですか?名前からして面倒なトリックを使いそうですね(笑)

No title

タヌキさん。まさしくその2人の関係のような展開です。著者の江戸川乱歩へのオマージュという感じですね。

No title

めにいさん。ラビリンスが残していく、紙に書いた迷路というのも何かあるのかもしれないので、こちらも次以降、注目のようです。

No title

謎の多い作品ですね

No title

まさしく謎だらけです。まだまだ解決しないでしょうね。

No title

そんなに人気があるのかな。。買って読めば印税はいるのにこうした人が沢山いるから作家の収入が減るのかな。。(笑
なんかゴミ箱漁りみたいですう(爆。藤中さんごめんねえ。

もとい。話。シリーズ物の中には、次回に続く伏線としての単語があったりするんでしょうね。こうやって作家は食いつなぎます。

No title

二階堂黎人はどちらかというと、マニアックな存在かも。。。(笑)
でも次へと読ませる努力というか、物語展開はすばらしいですよ。文章もうまいし。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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