〈監禁面接〉ピエール・ルメートル

タイトルやけに怪しいですが(笑)、「その女アレックス」の著者のちゃんとしたミステリーです。
56歳で失業したアランは4年の間アルバイトで生計を立てるが、60歳を目前とした日に就職先の筆記試験に合格、最終試験に残る。
が、その最終試験の内容は、就職先企業の重役会議を襲撃して、重役たちを監禁し、尋問するということだった…
こういう設定って、それだけで面白そうな気配が漂いますよね。
が、しかし。
前半戦、読むのにかなりしんどかった!(笑)
そのあとそれなりに展開が読めるけれど、この一連のことが起きてからの匂わせ(!)から一気に読ませる。
最初、かなり行き当たりばったりに見えていた一連のことが、実は違ったというところはけっこう良かったかもしれない。
そのあとのマスコミ作戦?も功を奏してよかった。
が、そのあとのごたごたがちょっとしつこかった気もして、少しげんなりになった。
このネタをきっちりと決めればそれにりにすっきりしたのに(ページ的にも)、ちょっとページ的にも間延びをしたようなごちゃごちゃした感が否めず、しかも全体的に作りすぎな感じも無きにしも非ず。
だいたい面接で襲撃して監禁して尋問しろとか、普通、ないよね。。。

2018年8月発行 株式会社文藝春秋社 ★★★
スポンサーサイト



コメントの投稿

Secre

No title

ドハハ!
単に造反分子の面接だったんですかねえ・・・・?!

No title

> toll-npcさん
会社の面接でこういうことをやるというのはかなり奇抜ですね。。。

No title

あり得ない面接が単純に面白く読めそう( ´-`)

No title

> Puffさん
面接は意外性を狙ったのだろうけれど面接自体は何の思惑もなかったかも。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR