〈天才感染症上・下〉デイヴィッド・ウォルトン

タイトルがいまいちだったんだけれど、アマゾンの評価で図書館予約してみた本。
ニール・ジョーンズがNSA(国家安全保障局)の局員に志願したのは、アルツハイマーを患う父親が務めていたところでもあったが、彼自身も数学と暗号解読に絶対的な自信を持っていたからだった。
ニールは採用直後に南米から発信された暗号解読で成果を得て、NSA長官と共らブラジルへと向かう。
一方、兄で細菌学者のポールはアマゾンでの採取でテロリストの襲撃に遭い、命からがらブラジルを脱出。
が、そのときのジャングルで真菌感染症を引き起こしてしまう。
回復したポールは何か超人的な能力を身に着けていた。。。
いわゆる「細菌」スリラーみたいな感じで、それが国家をかけた話となると、少しだけ茶番めいたりするのだけれど、この小説は背景やキャラクターたちを細かく書き込んでいるので、なかなかしっかりした読み物になっている。
タイトルいまいちだけれど(笑)、文章が上手いのでそこのところが気にならないほど。
でもタイトル良かったらもっとこの小説の価値があがったのは確かかも。
タイトルいまいちなのが悔やまれる。
この小説を読んで何が言いたいかといえば、つまりタイトルいまいち(←しつこい)なわりには面白かったこと。。。

2018年8月発行 株式会社竹書房 ★★★☆
スポンサーサイト



コメントの投稿

Secre

No title

つまり何かのバイキンに感染して熱病になると、それがまさしく知恵熱で・・・天才になる伝染病。
いやー実に、ぜひ感染したいです(回復するんですよね)


まあどうせアメリカ人のことだから、大規模に培養して選ばれた面々に病気をうつしまくって、なんてことをやってたら、正義ぶった科学者が持ち逃げして、あやうく世界に天才があふれるところだった。とかなんとか。

No title

> イカダさん
タイトルそのまんまじゃ!と思ってしまいますよね。。。ま、本編はいろいろと考えたものにはなっているんですけれど、タイトルどうにかしてというかんじです。。。(笑)

No title

「何か超人的な能力」の「何か」ってところが妖しい感じです(笑)

No title

> びぎRさん
何かはジャングルにある何かです。よく考えてみるとおっしゃる通りトンデモかも(笑)
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR