〈滅びの園〉恒川光太郎

会社帰りの電車で何気なく途中下車したところは、絵本のような見知らぬ町だった。
鈴上誠一は元の世界に戻ろうとするが、次第にこの町に慣れ親しんでくる。
一方、鈴上誠一がいなくなった世界では、<未知なるもの>が天空に現れ、地上ではプーニーと呼ばれる不定形の異生物が各地にはびこり人類を脅かしていた。。。
最初はかなり狭い世界観でいつもの恒川光太郎らしさが出ていたのだけれど、途中から異生物の侵略ものという色合いを見せ始めてから、スケールでかい展開に。
これ1巻で収拾できるのかと思っていたら、ラスト近くになってバタバタといった具合に一気に片が付いたので、逆にびっくりした(笑)
全体にちょっとゲームな世界観のような気配も漂ってきますが。
ラスト近くの地球が救われる場面は映画の「フィッシュストーリー」を連想させたけれど、もしかして観ていたとか?(笑)
ラスト近くの書き込みが物足りない感じもしたけれど、まずはこの世界観が楽しめる出来かもしれない。

2018年5月発行 株式会社KADOKAWA ★★★
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Secre

No title

世界が亡びそうだけど大丈夫かと思ったらラスト近くでバタバタ。

なんだかこの方とは気が合いそうです。

No title

> イカダさん
あっと。気が合いますか。。。
なんか大人の都合で無理やり終わらされた感も無きにしも非ず、ですが。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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