〈ホワイトラビット〉伊坂幸太郎

人を誘拐するグループで資金管理をしている女が大金を持って行方をくらました。
どうやらコンサルタントの折尾が一枚かんでいるらしい。
グループの一人である兎田はいつも通りに人の誘拐を手がけるが、自分の身にとんでもないことが起きてしまう。
一方、泥棒の黒澤は詐欺被害のばあさんの頼みで、詐欺被害に遭った名簿を詐欺師の家から盗み出そうとしていた。
が、最後の仕上げに残す、盗んだ物の但し書きのコピーを、最初間違って入った隣の家に置き忘れてしまったために、それを取りに行こうとするのだが。。。
と、なかなかあらすじも一筋縄ではいかない展開で、書くのにちょっと時間がかかってしまった(笑)
色々な場所で起きているエピソードが伏線となって、一つにつながっていく感じかもしれない。
今回の重要アイテムは「オリオン座」と「レ・ミゼラブル」
こういった小道具の蘊蓄を交えながらの展開は相変わらず上手い。。。
今回ちょっと、後半部分が説明的な調子になってしまって、スマートさがなかったのが残念だったけれど、色々なものがピタリとはまる手腕はさすがといった感じでした。

2017年9月発行 株式会社新潮社 ★★★
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Secre

No title

こんばんは。
伏線が多いと頭が混乱しそうなんですけど、どうでしょうか?読み直したりしそうです^^;

No title

> Puffさん
伊坂幸太郎はなかなかそういったところは巧みなので、複雑ながらも読ませる展開になっています。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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