〈ときどき旅に出るカフェ〉近藤史恵

カフェが旅に出るのではなく(笑)、カフェの女性経営者が月初めの1~8日に店を閉めて、海外に旅に出るというもの。
なのでこの話に出てくる「カフェ・ルーズ」のメニューは「苺のスープ」とか海外で見つけた食材を取り扱うといった具合。
ここら辺が新鮮味があって相変わらずサクサクと読めてしまいます。
謎を解決するのにも奇をてらわず、自然な流れの安定的な展開。
こういった本を書かせたら、右らに出るものがいないくらい気楽に読める。
いつもながら300ページ以内に終わらせる簡潔さもお見事。
よく考えてみると、久々の日本人作家の本かもしれない。
最近、図書館はヒットしている作品以外は1冊を、みんなで予約して待つという感じだから、あまり予約が入っていない海外翻訳本が回ってくる率が多いので、こちらが多く読めてしまう。
海外本でも、カズオ・イシグロ氏の本はノーベル賞のおかげて凄い数の予約になっていますけれど。。。
今度、新作出るときは予約取るのは大変かもしれない。
ま、当分は(5年くらいは)新作出ないとふんでいますが。。。

2017年4月発行 株式会社双葉社 ★★★☆
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Secre

No title

月イチで海外旅行なんて、カフェの経営ってそんなに儲かるんでしょうか。

それより苺スープって、途中までの工程はジャムと同じみたいな気がする。と言うことは匂いがキツイ?

カナヅチスープはマトモだと言えることでしょう。

No title

> イカダさん
建物を相続したからなんとかやれる、という感じです。。。
苺のスープはたしかにジャムを作る工程かも。。。
カナヅチスープってなに?と思って調べたら、絵本が出てきました。。。鍋に水とカナヅチを入れてとびっきりのスープを作る本と書いてありました。。。何やら楽しそうな感じです(笑)
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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