〈暗い暗い森の中で〉ルース・ウェア

作家のノーラは学生時代の友人クレアの婚前パーティーに2泊の予定で出席することになったが、パーティーが開かれる別荘は人里離れた森の奥まったところにあって携帯電話もつながらない。
集まった6人はそれぞれの思いを抱えながらもパーティーに参加するのだが。。。
これはもうジェイソン系のホラーだなと決めつけて図書館予約を取ったのだけれど、集まった女が怖いミステリーだった!(笑)
ほんとうに主人公に、ここから早く帰ってほしいと何度も思ったことか(笑)
女の嫌がらせがじわじわと展開されるので、いっそのことジェイソンが出てきたほうが読み手に親切なんじゃないかとさえ思った(笑)
途中、この先いったいどうなるの?な展開で、ここからほんとうに一気に読めてしまった。
とはいえ、ミステリー的にはなんとなく読める展開だったけれど。
それにしてもこういう女が近くに居たら、毎日がしんどいだろうな。。。
近くにいなくてよかったかも。。。
こういう女性をくっきり浮かび上がらせてみせた著者は、どうやらこの作品がデビュー作らしい。
最初から読ませるという、作家には必要な手腕を持っている方かもしれない。

2017年6月発行 ハヤカワ文庫NV ★★★☆
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Secre

No title

女の敵はオンナ。と言ったのが誰かは知りませんが。
オンナどうしの付き合いに疲れた女性と言うのも、実はいっぱい居たりして。

ジル・チャーチルの『クラスの動物園』も似たような始まりかたでした。

No title

> イカダさん
こういった出だしはホラー系によくありますんで、ぜったいジェイソン
系だと思ったんですけれど。。。(笑) 女のほうが怖いです。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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