〈七王国の王座上・下〉ジョージ・R・R・マーティン

2002年の発売後に読んで、それから15年後の今年になって米ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を観てからまた読むという。。。(笑)
でもいろいろとドラマと原作の違いもわかって楽しんでいます。
物語はだいたい3つに分かれていて、まずはスターク家。
スターク家の当主エダードが、死んだジョン・アリンの代わりに親友のロバート王に請われて王都へ行き、そこでロバート王の贅沢な暮らしにどっぷりな生活を見せつけられ、ジョン・アリンの死の真相を探るうちにもろもろのことを知るというもの。
そして1つは、エダードとロバートらが倒した前王で狂王のターガリエンの生き残りの兄妹が再び政権を取り返そうとするさまを描く話。
そしてあともう1つは、極北にある巨大な壁を守る冥夜の守人の活躍とその壁の向こうで起きている異変が描かれている。
この3つの物語が終盤で一気に交わってくるのかも。。。
全体的には、ドラマよりも原作のほうが登場人物の年齢が低い。
ジョン・スノウ、デナーリスなどの主要キャラは原作では14歳なんで、年齢を上げないとドラマのあのエロ路線では放送コードに引っかかってしまうし。。。
ドラマではブランが生きていることを隠したりとよりスターク家vsラニスター家となっているから、エダードがとらえられてから処刑されるまでがスムーズ。
一方、原作のほうはエダードがサーセイの秘密を知ったことをわざわざ告げてしまったりと、エダードの空気の読めなさが鮮明(笑)
あれでは王都では命がいくらあっても足りないと思う。
ずるいけれどヴェリースやリトルフィンガーの生き方に共感してしまう。
エダードさえバカ真面目でなければ、妻や子供たちも安泰かもしれないけれど、それでは物語にならないしね。。。(笑)

2002年11月発行 株式会社早川書房 ★★★★
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Secre

No title

まあ少なくとも、王様を殺して権力を奪うなら、一族全部殺さないと安心できない。とだけは分りますね。

もちろんヒーローの身内に何か危害を加えたらどうなるかも、悪者は知っておかないと。

No title

> イカダさん
この物語はかなり主要な人物でもことごとく殺されてしまうので、なかなか展開が読めなくて面白いんですよ。ま、ラスト的には主要キャラは残るでしょうけれど、これもどうなるか。。。

No title

こんばんは。
ドラマと原作を見比べるのも面白そうですね。

No title

> Puffさん
ドラマを観てそのビジュアルを思い浮かべてまた読むというのもなかなかです。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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