〈傷だらけのカミーユ〉ピエール・ルメートル

「その女アレックス」でブレイクした著者によるカミーユ・ヴェルーヴェン警部第三部の完結篇。
今回はカミーユの恋人のアンヌが強盗に襲われるところから始まるので、不穏な雰囲気が漂って読むほうもどんより(笑)
それなのにこれでもかこれでもかとアンヌを痛めつけ、それでも立ち上がるアンヌに、お願いだから立ち上がらないでじっとしていてと、心の中で叫ぶ私がいました(笑)
それでもアンヌ、立ち上がって町中をふらふらとさまよい出るのに、だれか早く救急車を呼んでとまたもや心の中で叫ぶ私がいましたが、そんなことお構いなく、犯人の車が引き返して銃を向けて、と。
本当にこれでもかこれでもかのオンパレードに読んでいるほうは、どんより(笑)
冒頭でこんなに疲れる小説ってないかもしれない(笑)
カミーユ警部の妻イレーヌもひどい目にあっているし、今度は恋人のアンヌなので、偶然どころでない、もうこれはお祓いするしかないレベルではないかと(笑)
でもそんなことよりも、カミーユ警部は身長145㎝の禿げ頭なのにモテるところも問題かもしれない(笑)
今回、こういった単純にアンヌにひどい目に合わせた犯人を追う話だと思っていたら、後半、やはり来たね。
今回はこういう方向に落としてきたかいという感じ。
なるほど、恋人アンヌが**になって「傷だらけのカミーユ」となったのではなくて、**られたから「傷だらけのカミーユ」になったわけでしたか。
カミーユ、やっぱお祓いしないと(笑)

2016年10月発行 株式会社文藝春秋 ★★★
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Secre

No title

むむむ?
どんよりですかあ?!
ドンデンン返しはおもしろそうですね^^
名前変えたの?

No title

> toll-npcさん
どんでん返しがなければただのミステリーでしたけれど、やはりこの著者は考えていました。

No title

冒頭で藤中さんが疲れたのなら私には無理かも
図書館チェックは必要でしょうか???

No title

> Puffさん
痛い目に遭うという描写はたぶん誰もが嫌な感じになると思う。
図書館チェックは暇だったらということで。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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