〈星をつける女〉原宏一

フランスで世界的な食の格付け会社で覆面調査員として働いていた紗英は、いまは日本に帰国し、投資家相手に日本の料理店の格付けを行っている。
あるとき、人気のフランス高級料理店の覆面調査をしていた紗英は、メニューと違う牛肉を使っていることに気づく、という話。
日本版ミシュランガイドみたいなノリで、原宏一さんは相変わらずこういう、つかみどころが上手いなと思う。
しかし、ディナー料理4万円ぶんどっておいて、偽物を使うのはけしからんな(笑)
実際、いま生き残っている高級料理店はそういうことはないだろうけれど。。。
ま、過去に有名料亭が残り物だしたということもあるから、ぜったいにないとは言えないけれど。
覆面調査員は高級食材の味も知っておかなければならないけれど、ファミレス、コンビニ弁当の味も知っておかないと、外国産の米に、米のつやをよくする添加物を使っているとかもわからないし、いろいろと大変なんだなと思った。
この本を読んで思ったことは、コンビニ弁当、ファミレスなどの安いものよりも、それなりの値段がするもののほうが、それなりの価値があるということ。
ただ、偽装をしていなければ。。。(笑)

2017年1月発行 株式会社KADOKAWA ★★★
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Secre

No title

そうそうそう。ミシュラン1つ星でも立派のようです。3つあるとわざわざ外国からその店に食べるためだけに行く価値があるという最高の栄誉が与えられるそうです。たとえば革靴でしたら、ジョン・ロブのビスポークを作ってもらうためだけにイギリスへ行くとか。世界最高の革靴づくりをするところです。
2つは旅行ついでに必ず行くべし。イギリスに旅行にいったら、ジョン・ロブの店に立ち寄りなさいということ。
1つは革靴を選ぶなら、ジョン・ロブもお勧めですよということ。
ちなみにジョン・ロブはロイヤルワラント(エディンバラ公とチャールズ皇太子)2つもらっている皇室御用達の老舗中の老舗です。
余談がすぎました。

覆面調査員はたいへんらしいですね。ひとりで500ほどの店を回って食べ歩くという話をきいたことがあります。それも短期間で。料理は地元の調査員をつかうそうです。店主にバレるので。
良い食材を使えば当然かもしれません。ダイソーも100円以上の価値を出そうとしていますが、それこそ素材をもっといいものに変えれば、いくらでも高いものが作れますものね。

なかなかおもしろそうな小説ですね。

No title

> novel1dayさん
良いものにはちゃんとした価値があるというのはなんとなくわかるのだけれど、さすがに夕食4万を払って食べたくないかも。。。せめて弁当や外食は1000円前後のを食べようと思いました(笑)
この本は予想外な展開もないしそれほど際立ったキャラクターでもないのでまずまずというところかも。知らない世界を垣間見る感じで読めばなかなか面白いですよ。。。

No title

こんばんは。
やっぱりスーパーやコンビニの安いお弁当は駄目ですかね。
覆面調査員の行動に興味津々。図書館チェックします。

No title

> Puffさん
なんかそんな感じですね。私もこの本を読んであまり安いのは気をつけなくちゃと思いました。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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