〈ナイスヴィル3上・下〉カーステン・ストラウド

三部作の完結ということで、ようやく全てのことの因縁というか始まりがわかったところからの本作。
ちょっと登場人物が多すぎたのか焦点を絞り切れないというか、これでこの巻で終わるの?的な不安が下巻を読んでいるときによぎったのだけれど、その不安も払しょくするかのように一点に絞られてきてのラストスパート。
と思いきや、いきなりの後日談。。。
まさかの結末にちょっとだけ唖然としたけれど、もしかしたらページ数足りなくてこの荒業をやったのかもと無理やり納得させて、あとがき読んだよ(笑)
本当は後日談にした部分こそ、丁寧に描いて読者に伝えてほしかったんだけれど。。。
ま、これも著者なりの魅せ方だから仕方ないのだけれど、この話、かなり書き方次第で大盛り上がりになっただけに残念な感じもした。
描き方にミステリー畑とホラー畑の違いを感じた今回の作品。
やっぱりストラウドさんは完全にミステリー畑の人だなあと深く感じ取った今日でした。。。

2016年5月電子書籍版発行 株式会社早川書房 ★★★☆
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Secre

No title

本当に完結できるのかとハラハラさせるのがこの物語の真の魅力?

No title

> イカダさん
それもあります。たぶんあの方法ならどんなに収拾できない話でもまとめられることができるので良い方法かも。。。見習いたい(笑)

No title

三部作ですか。長いですね。
読めるかな(笑)

No title

> Puffさん
長いですので、かなりの体力がいりそうです。。。

No title

ページ数足りなかった…が真実のような気がします(笑)
としたら、後でそこを埋める作品が出るかもしれませんね。

No title

> びぎRさん
登場人物が多すぎた感じもするので、そんな感じかも。。。後日に語られているから、多分それで終わりのような気もするけれど、つづきが出そうな気もします。。。

No title

展開がめちゃくちゃ早かったですね。

まぁ、唐突な後日談も、そういう手法なんでしょう。

個人的には3部全作に満足しました。

No title

> kennyaskrさん
個性的な登場人物が多くて、最後のバタバタはなんかもったいない感じがしました。もう一冊くらい欲しい感じだったかも。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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