〈ボーン・アナリスト〉テッド・コズマトカ

インドネシアで見つかった古人類の骨は、大人なのにもかかわらず1メートルしかない小人族で未発見の人種の可能性が高かった。
DNA解析員のポールはジャングルの奥地へと向かうのだが。。。
という当初は「第二進化」のような人類の祖先話がまた出てきたなという感じ。
それにしても最近のSFは「第二進化」といい、なんだかアクション系が流行っているのか、なかなかとっつきやすい感じがする。
読み終わってこれも「第二進化」同様、ちょっとSFのギリギリな感じだと思っていたら、解説でいろいろと説明されていたので、なるほどそういった話であったのかと改めてわかったりした。
最初のほうで、ダーウィンの進化論が間違っていたという世界だということは、ちよっと頭に留めていたのだけれど、あまり深くは考えなかった。
やはりこれが仏教徒とキリスト教徒の差かもしれない。
あとがきでいろいろと知ると、なるほどなと思うけれど、そこが仕掛けだというと、日本人には微妙な感じになるのかもしれない。
とりあえず、なかなかテンション上がって、次から次へと読める展開ではあるのだけれど。。。

2016年5月発行 株式会社早川書房 ★★★☆
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Secre

No title

ダーウィンを支持するためには『首の短いキリン』とかの化石が必要になるそうですが、一メートルの現代人がゾロゾロ出てきたら・・・・業種によっては即戦力?

No title

> イカダさん
人類のほうはどちらかというと、背が大きいほうが生き残ってしまう感じかも。大昔、種の絶滅まで争ってしまって、いまの人類がいるっていうのが、最近のSFのトレンドです。

No title

1メートルしかない小人族、見たいような見たくないような。。。
星3つですか。図書館チェックしてみます。

No title

> Puffさん
指輪物語のホビットみたいな感じかも。。。
SFにしてはさばけているので読みやすいです。

No title

キリスト教ではどうしてもヒトを他の動物とは違う特別な存在として位置付けたいようですが、そういう話なのかな?

No title

> びぎRさん
ちょっと違う感じかも。キリスト教の世界観だけではないところがややこしいのかも。。。

No title

なんかおもしろそう
メモっとこう^^

No title

> toll-npcさん
途中まではすごく面白いのでお薦めです。ラストのぐだぐだ感も多少許せる範囲です。

No title

小さなおじさんネタのように思えました。未読ですが、ちょっと調べてみると、ID(インテリジェントデザイン)論というキーワードが出てきましたね。ダーウィンの進化論を否定する考え方のようで、アメリカでは著名な新種の進化論のようです。生命や宇宙を創ったのは偉大なる知性であるとか。うーむ。。
その知性って誰が作ったんでしょうか。
小人族のネタとしては面白そうですが、従来の進化論でも環境によってはこのような小人族が生まれてもおかしくないような気がします。アクション系は好きですけどね。

No title

> novel1dayさん
小さなおじさんネタはあまり深く考えなくても、という感じです。
特殊の世界観を作った上での物語という感じで、そこのところがこの作品の落としどころとなっています。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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