〈御手洗潔の追憶〉島田荘司

「ちょっとヘルシンキに行くので留守を頼む」と手紙を残し、石岡和己を捨てて(笑)日本を去ってからの御手洗潔の軌跡という感じの本書。
まずは「御手洗潔、その時代の幻」では著者本人?の御手洗へのインタヴューで始まる。
そのインタヴューのラスト間際で天使がいっぱい入っているという御手洗の謎を解くかのような、「天使の名前」は御手洗の父親の開戦から終戦、そして広島に原爆が落ちるまでを描いている。
開戦から終戦までは興味深い話だったけれど、天使云々の話はちょっと神かがりすぎて私の手には負えない感じかも。。。(笑)
その他、石岡君のインタヴューとか、ちょっとマニアが喜ぶテイストといった感じで、短篇集というよりは番外作品集というのが本書の位置ということになるかもしれない。
著者のあとがきで、御手洗と石岡君の再会が近い感じを予感させる記述が載っていたので、こちらも楽しみです。

2016年6月発行 株式会社新潮社 ★★★
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Secre

No title

エヴァからこっち、天使の名前には食傷ぎみ。

No title

島荘の名作群を読破するという試み、いつしか遠いお星様のような存在に…(汗)そんな自分にはまだこの作品集は手が出せないで、カギシッポを巻いて出直します!ってかレターでお別れって酷いですよね(笑)

No title

> イカダさん
こちらのほうは体に入ってきてしまうのでトホホな感じです。

No title

> チルネコさん
置手紙でというのは御手洗さんらしいといえばらしいかもしれないけれど。。。
これから読破というのも著書が多くて大変かもしれない。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司をよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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