〈地底世界上・下〉ジェームズ・ロリンズ

タイトルからあやしい光(笑)を感じとって手にした本書。
こういうタイトルは外せない何かがあって本能的に押さえてしまう私がいます。。。
あらすじは、政府が主導する極秘調査に、報酬が魅力で引き受けることになった考古学者アシュリーが南極の地下で眼にしたものとは、ということで、最初、地底探検に出て怪物に出くわしてしまう話の映画「ディセント」のような感じでなかなか楽しめました。
著者の初期作品ということで、展開に妙な熱気みたいなものがあって何がなんでも読ませてしまうみたいなノリでサクサク読めます。
ただ下巻から、地○人が出てきたりと、やや興醒めな展開に。
でもそうなってきてからも怒涛の勢いは続き、無理やり読者を信じ込ませる筆致は健在。
普通この展開になると、作者本人がちょっと書くのがバカバカしくなってきてしまうものですが、この著者はこういった展開がほんとうに好きなんだろうなという感じで、物語を投げずに書き続けるパワーが半端ではないところが凄い。
なので、最終的にはちゃんとした小説を読んだ感じになるから不思議。
はっきりいうとトンデモ展開ですけれど(笑)、面白ければそれでいいのだの極致かも。
いや、褒めているんですけれどね(笑)

2016年1月発行 扶桑社ミステリー ★★★☆
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Secre

No title

なにしろあのジュールベルヌ氏が先駆けて以来の定番ネタですからね。
どっちかと言えば地○人は外せないところかも。

No title

> イカダさん
たぶん、ジュールペルヌへのオマージュ的な作品かもしれないけれど、さすがにいまどき地○人は。。。(笑) あえて挑戦したのかもしれないけれど。。。

No title

地底探検ものは幼いころ読んだ絵本(?)の影響か、とってもそそられます。これも読みたいけどその絵本(?)を探し出して読みたい衝動に駆られています(笑)

No title

> びぎRさん
たぶんこの作者も幼いころに読んだ読み物の影響でこれを書いたみたいな感じなのでしょう。この小説の妙な勢い?は面白いですよ。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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