〈殺戮病院〉ブレイク・クラウチ、ジャック・キルボーン、ジェフ・ストランド、F・ポール・ウィルスン

ブレイク・クラウチ、ジャック・キルボーン、ジェフ・ストランド、F・ポール・ウィルスンの四人のホラー作家による長篇小説ということで、最初、オークラ出版と知って、私の中ではBLマンガを出版しているところというイメージが強かったために、もしや四人の男たちがホラーBL小説を書いてしまったのかと思ってしまいました(笑)
ま、そんなことはなく(あたりまえだ)普通のホラー小説でしたが、この出版社からなぜこの本が出たんだという意外性に驚きました。
あらすじはというと、末期がんのアメリカの大富豪ムアコックが、ドラキュラの頭蓋骨を購入したことから起きる騒動といった話で、ほぼ病院が舞台のホラー小説。
ドラキュラの頭蓋骨の由来とドラキュラの姿はなかなか考えたものになっていますが、4人の共同作業で書かれたためか、ある一定の線からはみ出ることなくほぼ想定通りの展開になってしまったのがちょっと惜しい感じもしましたが、このページ数では凝った話も逆に難しかったのかもしれない。
でもこの新しいドラキュラの姿は、映像化したら、大爆笑になりそうな気配が漂いますが。。。(笑)
それぞれの著者が登場人物のパートを分担して、F・ポール・ウィルスンは銃マニアの刑事、クレイトンのパートを描いたらしい。
巻末に四人の著者へのインタビューが載っているのだけれど、それによるとまたこの四人で共同作品を創る勢いな感じです。
つぎはミイラものが来そうな予感がだだ洩れていますが。。。どうなることやら、です。

2016年5月発行 株式会社オークラ出版 ★★★☆
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Secre

No title

ついさきほど読み終えました。血だ血だ血だ血だ血だ血だ血だ血だ...って、もう完全にブッ飛んでましたね😁
80年代のB級ホラー映画みたいな乗りでした。
ポール・ウィルスンに日本版が出たことを知らせて表紙を公式サイトに載せたら
"What a cool cover! Enjoy, Kenji. It's a crazy book."と返事が返ってきました。

No title

こんにちは。
ホラーなんですね。
私はちと苦手化も( ノД`)…

No title

> kennyaskrさん
4人とも楽しんで書いているなというのがビシバシと伝わってきましたね。
著者にとって各国の表紙ってけっこう興味深いかもしれませんね。

No title

> Puffさん
この本はガチのホラーなので気を付けてください。。。

No title

共著と言うのはよくあるとしても、四人がかりとはすごい。よくぞまとめることができたものです。


ディ・キャンプ&プラットのファンタジーが好きです。

No title

> イカダさん
たしかに4人がかりは珍しいかも。。。
なかなか気持ち悪さの度合いが鋭いホラーかも。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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