〈ラスト・タウン─神の怒り─〉ブレイク・クラウチ

ウェイワード・パインズ三部作がついにラストということで、2作目のあの引きから間をおかずに読めたことに感謝(ただ単に続きが出ているのを知らなかっただけですが。。。)
3作目は期待が高まった割には展開が想定な感じで、ただ単に1作目のパインズのパズルのピースを埋めていく作業な感じもした。
でも敵方も何とか追い払って、色々な人間関係のごちゃごちゃも清算して(笑)、ある一点の危機に直面するさまを描いたところから意外な展開を見せて、このまま終わらせないで最後まで見せ場を作るなあと感心。
ここのところ、私はてっきり南のほうへと移動するのかと思っていたら、ああ、なるほど、その手がありましたね。
この巻はちょっと力尽きたかなと思っていたんですけれど、ここのところにワザを感じました。
そして、ラストの一行はこれ以上ないほどの着地点ではないか、と。
もう、これは神というしかない(笑)
クラウチ氏もこの一行の言葉を書いたとき、思わずガッツポーズをとったのではと思うほど、私の中では、ばっちり決まったラスト一行。
この一行でこの本の評価が上がったといってもいい。
私の中でのクラウチ株も上がりまくっています(笑)
いや、言葉って凄いね。。。

2015年8月発行 早川書房 ★★★★
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Secre

No title

そうそう、あのラストの1行は息が止まりましたよ! 上手いですよね。

ドラマ版は、これまた違った展開で息が止まりました。機会があればぜひ。

No title

> kennyaskrさん
ラスト、かなりぶっ飛ばして地球自体が大丈夫かと思いますけれど。。。(笑) ドラマ版のラストはまた違うのですね。こちらも観てみたいです。

No title

神ですか。。。それを聞いて読みたくなりました。

No title

> びぎRさん
この本はいちおうミステリーカテゴリに入れてありますが、それはネタばれしないように、です。一筋縄ではいかないシリーズなのでお薦めです。

No title

人間関係…もっと揉めるのを期待していたんですが。ハスラー(イーサンの元上司)が意外と紳士だった(笑)

No title

> びぎRさん
人間関係のほうも一筋縄ではいかないようでしたね。。。(笑) とりあえず忘れているけれど(汗)
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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