〈アイス・ハント上・下〉ジェームズ・ロリンズ

最近、図書館の20冊ある予約枠がいっぱいいっぱいなので、仕方なく図書館にある本を読んでいるのですけれど、これもその一つ。
海外翻訳本は1~2年も経つと誰も借り手がないというところがメリットかも。
海外翻訳もの好きには、そこのところがちと淋しいけれど。。。

米海軍調査潜水船が北極海を潜航中に、漂う氷島の内部に基地らしいものを発見し、そこに人間の死体と、うごめく黒い影を発見する。
それから2か月後、アラスカで野生動物監視員をする元グリーンベレーのマットは、攻撃を受けて落下してきたセスナから新聞記者のクレイグを助けるが、それがもとで何者かに追われる羽目になる。

ちょっと超大作映画といったおもむきで、つぎからつぎへと息もつかせぬ展開。
とっつきにくいといわれている翻訳ものとしてはサクサクと読めるのがいい。
ただ、良くも悪くもかなり雑(笑)
でもこの雑さ加減が絶妙なので、何も考えずに読み進められて、ラストも予定通りを雑に外してくるところに読み応えみたいなものがある(笑)
いろいろと話をあちこちに行かせないで、ストレートに読者の興味をつなげていくのは、これはこれで技なのかもしれない。
いわゆるトンデモネタなんですけれど、著者が獣医学の博士号をとっているからか、そのトンデモに妙に説得力があるんですよね。。。
マキの存在とか、クレイグの最後とか、けっこう好きかもしれない。

2013年5月発行 扶桑社 ★★★☆
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Secre

No title

扶桑社は案外マイナーなの出してくれてますよね
なかなか、読まないけど・・・・^^;)
これもおもしろそうですね

No title

> toll-npcさん
マイナーな中でも売れ筋を見極めている感じがする。
とりあえずはサクサク読めるのでお薦めです。

No title

雑でトンデモネタ。

この出版者とは趣味が合いそうです。

No title

> イカダさん
雑でトンデモでも、書いてやるみたいな熱気があると、読んでいて面白いものですね。

No title

B級の匂いがプンプンしますねぇ~(笑)
モンスターが出てくるのかな?

No title

> びぎRさん
いろいろと古代の生物が出てくるんですが、端的に言うと氷が解けて。。。という感じです。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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