〈限界点〉ジェフリー・ディヴァー

リンカーン・ライムシリーズじゃなくて、キャサリン・ダンスシリーズでもない、長篇のようです。
手っ取り早く言えば、命を狙われている依頼人を護るのが仕事の、連邦機関所属の警護官が主人公のお話。
そして今回、依頼人の命を狙っているのが、主人公の警護官が師と仰いでいる警護官を罠にかけて殺害した仇敵。。。
こういった感じで、読者のつかみどころが相変わらず上手いな、ディーヴァーなのです(笑)
依頼人の家に向かったとたん、隣家からどんぱち。
そして逃げる、逃げる。
息をもつかせずに、つぎからつぎへと危機がおき、読者を話に乗せる。
これがディーヴァーだよね、と感心しつつ、今度は意外な展開に次ぐ、意外な展開攻撃だ。
でもあんまり意外な方向に行くので、だんだんウザくなってきたりもします(笑)
そして今度は物語の核心部分、なんでこの方が狙われるのかを、引いて引いて引きまくり戦術だ。
それにこれを読まずに寝られるか~な覚悟で挑みます。
が、しかし。
ラスト、あまりにもとんでもない方向な着地するので、どうでもいいよ、な気分に陥ってとっとと寝る支度をする私(笑)
結論。
あんまり読者を楽しませると、自爆してしまうハメになります。。。(笑)

2015年3月発行 株式会社文藝春秋 ★★★☆
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コメントの投稿

Secre

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こんばんは。お久しぶりです。
なかなか読ませるミステリーの様ですね。図書館チェックしてみます。

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> Puffさん
読み手のことをきちんと分析して書いている感じがさすがです。だから読み手の裏の裏をかこうとしてたまに残念な着地をしてしまうようです。。。

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展開さえよければオチは手抜きでよい。的な作風のようですね。

まあ、書く人の好みは自由。と言うことで。

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> イカダさん
ディーヴァーの場合、手抜きなオチでないから、もういいよ的な感じになるんですね。。。(笑)

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リンカーン・ライムなどのシリーズじゃないところが、気になりますね。

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> めにいさん
最近になって007とか、いろいろと邦訳されていますから、ライムシリーズでなくても読者が手に取ってくれるんでしょう。。。

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意外な方向ってなんだろう。。
この意図的な展開が読者にはあくどく見えるのかもしれません。着地点が面白かったら自分は眠れないかもしれません。
<限界点>ですか。。
ちょっと後日調べてみます。

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> novel1dayさん
もうどうでもいいやと思うくらい意外です(笑)
着地点は重要ですね。。。

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ふーん^^) おもしろそう(笑)
すぐ忘れちゃうから、メモっとくかな・・・(汗)

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> toll-npcさん
私もよその記事読んでメモしなくて忘れたものが数知れずかもしれない。。。

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意外さも度重なると読む方が慣れちゃったりして逆効果の場合もありますよね~

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> びぎRさん
とくにディーヴァーの場合は全体の作品のレベルが高いから、普通に面白い作品が辛口になってしまうのかも。。。

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お久しぶりです!

この展開の意外な方向・・・というのが、あまりにも意外過ぎて「おいおい・・・」ってなりましたね。
やはりどうしてもリンカーン・ライムものと比較しがちですが、『ゴースト・スナイパー』が、ヒネリのない展開で・・・
次回の『THE SKIN COLLECTOR』の翻訳が待ち遠しいです。

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> kennyaskrさん
あんまりとんでもない方向に行くと、かえって醒めてしまいますよね。ここらあたりの加減に気配りすると、もっといい方向に行けたのにと思います。でも良いネタがあったら、たぶんリンカーン・ライムシリーズでやると思いますが。。。(笑)

No title

メモしてたんで、図書館からソウルコレクター借りて読みました^^)
ボーンコレクターの原作者だったんですねえ・・・・
おもしろかった!!

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> toll-npcさん
ソウルコレクターって何作目だったけと思って調べたらあのウォッチメイカーの次に出たやつでしたね。シリーズ8作目、確か読んだと思ったけれど。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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