〈スタープレイヤー〉恒川光太郎

久々に恒川光太郎に手を出してみた。
帯に、第2巻は今年の夏に出版と書いてあるので、この本で終わらないでつづくんだといきなり恒川光太郎らしくない(笑)売り出し方に戸惑いながらもページを開いてみると、くじ引きで当たりを引いて異世界に飛ばされた主人公が、10の願いをかなえられる「スタープレイヤー」に選ばれ云々という、まるでRPGのような出だしでたしかに恒川光太郎らしくない感じが漂ってくる。
いつもの恒川光太郎はどちらかというと、いつもの小道を歩いているとふいに気配の違う場所にまぎれこんでしまう的な感じなので、コテコテな設定が付きまとう異世界ものは逆に新鮮味があるかもしれない。
ただ、異世界に飛ばされてからの展開が、どこかで読んだような国と国との争い的な感じでここらあたり何か違う展開を期待したいところ。
シリーズ化というのなら、まだ序の口ということで、これからの展開に期待です。

2014年8月発行  角川書店 ★★★
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Secre

No title

確かに恒川光太郎らしくない始まりと展開、表装の明るさも意外でした。知らなかったら恒川の本と思わなかったくらい(笑)。これからなのか、新境地を開いていくのか・・・
不安な気もします。

No title

> めにいさん
恒川光太郎にしては図書館待ちの列が長かったので、何か前評判がよかったんでしょうか? つぎ読もうかどうか微妙な展開でしたが。。。

No title

彼はやっぱり異世界にどうしても持っていきたい書き手なんでしょうね。
こっちは秋の墓標からまったく関わっていないので、あの感じなのかなと。

そういえば今年の芥川賞と直木賞が決まりましたね。
毎年候補にあがって受賞できない人が多いので、かわいそうです。。書き始めてぽんぽんぽーんと抜ける人もいれば、コツコツ書いて出して候補にあがっては落ちてを繰り返すと、いやになりませんか。。

No title

> novel1dayさん
どうせ異世界に行くならもっと情緒的に言ってほしかったかな、と。。。
直木賞は、ちょっと前まで賞を出す文藝春秋刊のものが多かったけれど、最近はずしてますね。。。選ばれるのは優れているだけではなくて、たぶん選考委員の好みもあるのかも。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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