〈グイン・サーガ131 パロの暗黒〉五代ゆう

著者死去にともないしばらく途絶えていたシリーズですが、新たな書き手によって復活したようです。
キャラクターなどの描写はさすがに本家のようにはいかなくて、ちょっとしっくりとこないんですが(とくにヴァレリウスに対するリギアの態度が冷たいなどいろいろと考え付いたらキリがないけれど)、でも、文章はこなれていていい感じかも。
ちょっと分かりにくい場面もありますが。。。

リンダに求婚したが、拒否され、いったんは諦めてパロを離れたイシュトヴァーンだったが、再び、パロへと舞い戻ることに。。。

ヴァレリウスは何を隠していたのかと思っていたら、そうきてしまいましたか。
キタイだけだったら、あまりインパクトはなかったけれど、この禁じ手を打ってくるとは予想外。
たしかに今までも、読者の大半は良い人***を読みたかったのではなく、悪役***が読みたかったような気がする。
そういう点ではこの著者はいいところに着目したかも。
ただこれから先、これといった目新しい説得力が必要になってくる感じもします。
なにせ、このキャラを動かすのは半端じゃなく、大変な労力が要る感じがしますし。。。
それは著者の腕にかかっていると思う。
わざわざ禁じ手をうってきたというか自ら滝つぼに飛び込んできた(笑)のだから、ぜひとも思う存分、弾けてもらいたいです。

ハヤカワ文庫 2013年11月発行 ★★★
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Secre

No title

ずいぶん時間がたったので、忘れていて戸惑うところもあったのかなって思っていました。
***はこれからどう動くのか本当の正体はなんなのか、興味が募りますよね。最初の爆弾、効果が続くといいですね。

No title

めにいさん。たしかに忘れてしまって130巻の記事を読んだら、なんだかんだで私の妄想通り進んでいる感じです。***は予想外ですが。。。せっかくの***が出てきたことですから、もっと凄い話を期待してしまいます(笑)

No title

***は本質的に極悪人ですからね~
せっかくだから「偽物だった」なんてオチはやめて、極悪非道ぶりを楽しませてほしいものです(笑)

No title

びぎRさん。あそこまでして偽物オチだったら、作家生命が危ういことになりそうな。。。(笑) 栗本氏にやれなかった鬼畜(笑)なことをぜひともやってもらいたいです。

No title

こんばんは☆
新たな書き手により復活ですか。
読んでみたいな^^
図書館でチェックしてみます。

No title

Puffさん。本家のようにはいかないけれど、もうちょっとインパクトのあるアクの強い書き方をしあてもらいたいかも。。。

No title

バトンリレーのようですね笑
前任栗本さんの指定したキャラを変更してもいいのでしょうか。。ちょっと冒険して、奈落の底へ~♪・・・・・・
でもどうかなるでしょう!

No title

ノベルさん。いろいろな作家が書きつぐのも、面白いかも。。栗本氏も最初と最後のほうのキャラが変わってしまったりしているので、オッケーかもしれない。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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