〈暗黒女子〉秋吉理香子

全国津々浦々の書店員さんがこぞって絶賛している帯を読んで、ちと手を出してみたくなったのがこの本を読んだきっかけです。
最近、図書館から本が回ってこないのをいいことに、あまり本を読んでいなかったのだけれど、久しぶりに一気読みして、その暗黒なオチ(笑)に眼が覚めました。。。

いわゆるお嬢様学校と呼ばれる名門女子高で、生徒たちの憧れの的でもある女子高生、いつみが死んだ。
ある夜、いつみが在籍していた文学サークルで、いつみを偲ぶ闇鍋会が催される。
メンバー6人がそれぞれ語る真実とは──

この世界、はっきりいって、ありえねー。
いまどき、「はしたなくてよ」とか「~しなくてよ」「~ですのよ」とか言う女子高校生がいるんかい、と突っ込みを入れたくなるほど、異様な世界。。。
ここらあたりを読んで、ふいに池田理代子の「おにいさまへ…」を思い出してしまった。
というか、妙にかぶっている感じがした。
でも、まあ、メンバーひとりひとりの口からそれぞれ違う話が出てきて、どれがいったい本当のことなのか、といったところが面白いし、ラスト、思ってもみなかった方向へ展開するのも目新しい。
ただ、死体をどうするんだろというのが気になった。
現実的なことを考えなければ、なかなか暗黒なオチで、後味が悪いところがよかったかも。。。

双葉社 2013年6月発行 ★★★☆
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Secre

No title

最近予約を入れてないのでしょうか。
メンバー全員が女子ですか。。
ふーむ。ブラック落としでおもしろそうだとは思いますが、男性に受けるかな?

No title

ノベルさん。いつもより少なめの予約になっとります。
上手いぐあいにオチを作ったという感じだけど、実際、上手くいくかどうかは微妙かも。だから特殊設定にしたのかもしれないけれど。

No title

私は暗黒っていうと最近は暗黒物質を真っ先に思い出します(笑)
死体の処理は。。。闇鍋の具、とか(^_^;)

No title

びぎRさん。なるほど。。。そういうオチもあったかも。。。
死体を放置プレイなもんで、どうして処理したのかと思ったんですよ。。。

No title

こんにちは☆
後味が悪いところがいい、というのが怖い(><)
じゃ、読んでみます。

No title

Puffさん。まっとうな話では驚かなくなっているので。。。(汗)
女子だらけの世界での暗黒オチは必読です。

No title

このタイトルに惹かれて記事にきましたが、なるほど、内容も確かにそんな感じなのですね~。面白そうなので読みたいと思います!
最近アバターっていう映画みて、同じようにおんなってこえーっていう展開でした、そういえば。(笑)

No title

るるさん。ぜひとも女子だけの世界を堪能してみてください。。。アバターって、そういう話だったんですね。ギャオで無料でやっていたので、観ておけばよかった。。。

No title

一気読みしちゃう本でした~

秋吉理香子さんの最新作『暗黒女子』を読みました。
怖いんだけど、続きが気になって、なぜか最後まで一気に読み進めてしまいました。

birthday-energy.co.jp/
ってサイトは秋吉さんの本質にまで踏み込んでましたよ。宿命の特徴が、二流の宝飾品なんだそうな。面白い例えだよね~あと、現実性が強いんだとか。コラムをぜひ読んでね♪

No title

kinakoさん。不思議な魅力のある本でしたね。
あの世界はちょっと怖いですけれど。。。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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