〈始末屋ジャック 地獄のプレゼント上・下〉F・ポール・ウィルスン

シリーズ2年3か月ぶりの最新刊は、クリスマスに「地獄のプレゼント」という、クリスマスなちまたに暗雲を立ちこめさせるタイトルでアマゾンからやってきました(笑)

前作で父親との和解が叶ったジャック。
その父親がジャックやジーアたちに会いにニューヨークのラガーディア空港に到着、迎えにいったジャックと再会を果たしたその後に、無差別的な銃乱射事件に巻き込まれてしまう。
緊急事態にジャックの兄で判事のトムも駆けつけるが、トム自身、何やら切迫した事情を抱えていた。。。

初っ端からまさかの展開で、まじですか。。。状態に。
その後、反撃があるとばかり期待していただけに、思わぬ想定外な出来事でした。
ジャックの兄のトムは、悪徳判事を地で行くような、イヤな性格で、いろいろとジャックの足を引っ張ってくれたけれど、どこか憎めない感じのラストで、男を上げたような気もする(微妙だけれど(笑))
私に言わせれば、ジャックのバミューダ行きを後押ししたり、トムとオペラに出かけたりと、あまりその場の空気が読めるとは思えないジーアがいちばんジャックの足を引っ張っている感じもします(笑)
ま、ジャックの周りがみんなああなってしまったので、やはりジーアの赤ちゃんも。。。という感じもしなくない。

そういえばこのシリーズは売れなくて出なくなったのではなくて、扶桑社のミステリーが売れなくなって、出す枠を少なくしたあおりだったらしい。
とはいえ本が売れなくなってきていることは確かかも。
かくいう私もウィルスン以外の本は図書館で、だし。。。
景気はしばらくダメそうなので、何十年かかってもいいから、地道に出版してもらえればと思います。
私はあと50年くらいなら、根性で生きられそうな気がしますので。。。(笑)

扶桑社 2011年12月発行 ★★★☆

http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/x-site/icons/no-img-sm.gif始末屋ジャック 地獄のプレゼント 上 (扶桑社ミステリー)
読了日:12月25日 著者:F・ポール・ウィルスン

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Secre

No title

地獄のプレゼント全2巻がクリスマスに届いてよかったです。そして、恐らくは読み終わるなりレビューを書く怒涛の勢い。よっぽど好きな作家なのですね^^

No title

ウィルスン今年は1冊も読まなかったかも…忘れてた(^_^;)
景気だけでなく色々と出版業界は厳しそうですね~

No title

タバさん。昨日の夕方の4時にきて、今日の4時にはもう読み終えて、レビューをメモに書いていました。「地獄のプレゼント」どちらかというと、クリスマスに貰いたくないプレゼントですけれど。。。

No title

びぎRさん。このままでいくと確かに出版業界は大変そうです。図書館の本も出版から半年くらいおいてから、置くとかしないとダメになりそうな気がします。

No title

励ましの意味でも購入するのがいいかも。
私もアマゾンで申し込みます!!

No title

めにいさん。よろしくお願いします。。。
こうやって1人ずつでも増えていけば、次の巻が早く出ることに繋がるかも。。。

No title

その五十年後に出版社が残っていればいいですね。

あ、でもウィルスン氏が健在かどうかが問題かも。

No title

イカダさん。ウィルスン氏は細身のイケメン中年の55歳だから、あと50年はなんとか生きられそうです(笑) 出版社はこのままでは淘汰されてしまいそうですね。

No title

もう読み終わったんですか!? 早っ・・・! 自分は既に原書で読んだので翻訳版はゆっくりと読んでます。ピスタチオに唐辛子をまぶしてトムに食べさせた云々というエピソードはジャックの若き日々の物語で詳しく語られてます。読んだときは爆笑しまくりました(笑)。

最終章までは残り6作。約3年の間隔で出ると18年~20年・・・てことで50年は掛からないと思います(笑)。

No title

kennyaskrさん。仕事と寝食のあいだになんとか隙を見つけて読みました(笑) 50年というのは、ジャックの少年時代ものも含めて、大雑把な計算です。そのあとに続く作品もぜひとも翻訳してもらいたいとの希望をこめました。。。ピスタチオのエピソードはジャックらしい仕返しですね~

No title

こんにちは☆おめでとうございます♪

面白そうなストーリーですね^^はらはらドキドキするのでしょうか。
また図書館チェックです☆ぽち!

No title

Puffさん。おめでとうございます。
シリーズものの良さというか、慣れ親しんでいるキャラクターが出てくるというだけで私には面白いんですね。

No title

昨夜、読み終えました。「日本語版」をです。大瀧氏の日本語訳・・・相変わらずですね(笑)。

「スレムの大綱」で言及されてた「第一時代」ってのは、グレーケンとラサロムが初めて戦った大昔の時代のことです。それを考えると、いかにポールの作る物語のスケールが大きいかがうかがい知れますね。

ところで、ジャックのアーリー・イヤーズの物語が本国では夏に出るそうです。詳しいことはトラバにて。

No title

kennyaskrさん。いきなり、テレヴィ、グラーケンとやってみたり、前までの表記で統一して欲しい感じもします。
あっ、なるほど。大昔ということは、もしかしたら有史以前かもしれないですね。たしかにスケールがデカイ。。。

No title

図書館からの本の対処に忙しくてやっと読むことができました(笑)。冒頭のシーンにまさか!まさか!と思ったらそのまま行くんですものね。
解説をよむと壮大な展開が予想されるそうで、楽しみですね~。私が生きている間に翻訳が終わってほしい。。

No title

めにいさん。冒頭からほんとびっくり展開で、あのキャラを。。。は、ちょっと勿体無い感じがしました。著者は読者を唖然とさせることに関しては、憎いくらい鬼畜です(笑)
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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