〈ホテル・ピーベリー〉近藤史恵

去年から今年にかけて、ひところの恩田陸のように書きまくっていましたが、もしかしたら1冊の本にページ数をかけないのが、たくさん書くコツかもしれないと最近になって思いました(笑)
読むほうにも優しいので、これならたくさん出てもいいかも。。。
来年1月には「ダークルーム」という、何やらそそられるタイトルの本も出るので、楽しみです。

3か月の滞在で、ハワイ島にある「ホテル・ピーベリー」に訪れた木崎淳平。
じつはこのホテル、最長3か月、一度きりしか滞在できないというルールがあった。
オーナーの妻、和美が切り盛りしているホテルには、3人の日本人男性と、淳平と同じ便で来た若い女性の5人が泊まっていた。
その1人が「楽しみにしてろよ。今におもしろいものが見られる」と囁いたのを皮切りに事件が起きる。。。

あいかわらずサクサク読めるので、一見、軽い話のような感じですけれど、事件が起きてからは、いったい誰が犯人?と考えながら一気読みモードに。
さらっと書いた感じのわりには、なかなか考えた落としどころで、えっ!とか思ってしまった。
あまりそっちの方向に頭が行っていなかったもので。。。
ちなみにタイトルにもなっているピーベリーとは、普通のコーヒー豆はサヤに2つ入っているのに、1つしか入っていないコーヒー豆をピーベリーというそうです。

双葉社 2011年11月発行 ★★★☆

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HEKg3u%2BVL._SL75_.jpgホテル・ピーベリー
読了日:12月10日 著者:近藤 史恵



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コメントの投稿

Secre

No title

おはようございます♪
つい最近、たまたま初めてこの作者さんの本を借りました^^
半分読んで止まってるけど(笑)

なんだか最近身の回りでこの作者の本をよんでる人が多い
気がします。・・・偶然?ぶれいく前なのかしら?
ちなみに今読んでいるのは「天使はモップを持って」だったけな

面白そうなので、この本も探してみま~す♪

No title

mikoさん。たまたま借りましたか。。。この著者は最近、とみに書きまくっているので、そこのところの露出度が、読まれているのかもしれませんが、一冊のページ数が少なくて、わりあいサクサク読めてしまうところにも、読まれる原因があるのかも。。。近藤史恵さんの本は最近出たのでは、そこそこ読めるものが多く、案外、外れがありませんので、どれもお薦めです。

No title

あまり構えずに読めるのはいいかもしれませんね。その上、えっ?と言わせてくれるなんてお得だと思います^^

No title

いやそれより、三ヶ月もハワイでホテル暮らしできる身分がうらやましい。

No title

タバさん。サクサク読めるので軽く思われがちですけれど、誰にでも読ませる文章を書くのは技術だと思います。

No title

イカダさん。たしかに。。。(笑) でも三ヶ月もいわくありげなホテルには泊まりたくないかも。。。

No title

南の島でも絶海の孤島じゃなくて観光地ハワイ島ってのが珍しい感じですね。
観光して廻っててホテルには寝に帰るだけって気がしないでもないです(笑)

No title

びぎRさん。きっと著者が遊びに行ったときに出来た話なのかも。。。(笑) 実際、観光してホテルに寝に帰る話ですが、あっと思う事件が起きるのがこの小説の落としどころかも。

No title

一度きりという所に何やらありそうですね~~。
著者は意地悪というか心の怖さを描いてくれる人ですよね。
最初に『タルトタタン・・・』を読んだせいでついほのぼのを期待してしまうんですよ(笑)。

No title

めにいさん。じつは一度きりというところに、そうではないといけない仕掛けがあるんですよ。今回も、さらりとびっくりするようなことを描いてくれています(笑)

No title

ハワイが舞台ですか、読んでみたいですね^^
またまた、図書館でチェックです!

No title

Puffさん。ハワイなので、かなり観光も楽しめます。
日本が舞台よりも、お得な小説って感じですね。

No title

こんばんは☆
図書館で順番が回ってきました!ただ今読書中です。

No title

Puffさん。サクサク読めて面白いので、軽く読むにはうってつけです。
意外な真相に驚いてください。。。

No title

意外な真相に驚いちゃいました^^

No title

Puffさん。割合サクサク読めるので、こうくるとは思いませんでしたよね。

No title

やっと読みました。
う~~ん。なんとなく感じていた不思議感が最後に解かれるとやっぱりびっくりしてしまいましたよ。

No title

めにいさん。サクサク読めて、あっさりとした展開のわりには、ラストの驚きがインパクトですよね。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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