〈アルバトロスは羽ばたかない〉七河迦南

書評の驚愕のラストに惹かれて図書館予約を取りました。
著者は「七つの海を照らす星」で鮎川哲也賞を受賞した新人で、この作品が2作目だということのようです。

児童養護施設、七海学園の保育士、北沢春菜はここに勤めてから3年になる。
その七海学園の文化祭の最中に、校舎屋上から転落事件が起きた。
事件は事故か?
それとも殺人なのか。。。?

驚愕のラストは、なるほど、そういったことでしたかといった感じでした。
学園で起きるさまざまなエピソードのひとつひとつはなかなか面白いんですが、ちょっとごっちゃ煮感があって、混乱してしまった。
前作を読んでいないので、登場人物を把握できなかったことに、要因があるのかも。。。
途中、「わたし」の視点に違和感があって、何度も読み直してしまったりしてしまったけれど、ここのところが驚愕の原因だったとは!
ラスト、えっ? だって。。。とか思って、最初に戻って読み直したら、あっ、本当だ!!(笑)
でも正直、読むのがしんどかったかも。。。
ということで、私の評価もかなり抑え気味になりました。

東京創元社 2010年7月発行 ★★★

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51-zeoEvZpL._SL75_.jpgアルバトロスは羽ばたかない
読了日:12月20日 著者:七河迦南



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コメントの投稿

Secre

No title

ほにゃらら~シリーズの二作目のようなものでしょうか。そういえば藤中さんはシリーズの途中でもオッケーな方でしたよね~
前作読んでないとややこしいときは辛いですね

No title

うちの図書館に2作目からしか置いていないのが原因なんですが、私の場合、なんでもオッケーですから気にしないけれど(笑) でもやはりプロなんだから、初めて読む人のためにも、キャラ紹介をさりげなく、わかりやすく書いて欲しいような気もします。

No title

アルバトロス=あほうどりに惹かれますね。
さすがに新刊は、予約20となってます。こういう時、3週間の貸し出し期間は辛いかも(笑)。
ちなみに横浜は72の予約が入っていました。びみょう~

No title

あっと、アルバドロス、トに点になってました(汗) どうも私、字をちゃんと見ない傾向にあって。。。カタカナだと特に(笑) ちなみにうちのほうは13人待っています。これも今年のミステリで話題になったはずなのに、微妙です。。。(笑)

No title

込み入った構成だと読むのがしんどいですよね。やっぱり複線はさり気なく、かつ印象的でないと驚愕のラストのあとで読み返す必要が出てくる。の見本でしょうか。

No title

驚愕のラストは本当に考えたものだったので、ここのところは素直にワザあり、だした。ただそれに至るまでが、ちょっとまとまりに欠けるような気がしたもので。。。

No title

シリーズ物は一見さんへの配慮の塩梅が難しいんでしょうね~
あんまりくどくど説明しても前作からの読者には退屈でしょうし。

「わたし」の視点の違和感は、「実は別人物」とか「別人格」とかなのかなぁ。

No title

シリーズものでも、プロなら、前作の事柄でも、むさりげなくわかるようにするのが鉄則ですが、そこのところはまだ新人さんなのかな、と。。。
ちなみに「わたし」の視点の違和感は、さすが読みが深い。。。(笑) そのどちらかです。

No title

これ、シリーズ物なんですね^^私は最初から読まないとなんか落ち着かないタイプなんです。
ちょっとチェックしてみまぁす!ポチ★

No title

シリーズ物は、私の場合は途中から読む癖があるもので。。。(笑)
副題でもいいから、○○シリーズとか書いて欲しいですね。

No title

予約数20なのにずいぶん時間がかかったなと思ったら、再読しなくては治まらないからですね。
ほんと、驚愕のラストでした。私も読み返しましたよ(笑)。

No title

めにいさん。たしかに思わず読み返してしまいますよね。前作から読んでいたら、キャラの面でも楽しめたかもしれませんけれど。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は、
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司などをよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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