〈ブルー・ゴールド〉真保裕一

「二千億円をつかみ取れ! 息を呑む頭脳戦&どんでん返しの連続 まさに第一級の謎解きエンターテインメント!」
という、何やら心躍るような帯の煽り文句に惹かれて図書館予約を取ってみました。

入社して4年目の新人、薮内は上司に命ぜられた仕事に失敗。
その責任を取らされて、異動時期でない出向を命じられ、名前も聞いたことのない「ゴールド・コンサルタント」という会社に籍を置くことに。
あきらかに左遷だった。
だが、そのことはじつは仕組まれた異動で、優秀な社員を「ゴールド・コンサルタント」に送り込むためのものだった。
「ゴールド・コンサルタント」は、貴重な地下水を持つ酒造メーカーの買収をしたが、いま思わぬ妨害が入っていた。。。

新人社員を異動させるのに、なんでその社員を陥れなきゃならないのかと、どうもドラマティックに創り過ぎな感じで、そこのところが腑に落ちなくて、その後の展開がどうも茶番じみた感じになってしまって乗れなった。
ベテラン社員を、というのなら、少しはわかるのだけれど。。。
そんな感じだったので200ページくらいまで乗れなくて(それでも読む私も私ですが(笑))、それを過ぎた辺りからようやく乗れるようになって来た(笑)
とはいっても帯であおっている通りには行かなくて。。。(笑)
たぶん凄く盛り上がっているんだろうけれど、いまいち読み手は盛り上がらない、みたいな(笑)
これは期待が大きすぎたからなんでしょうが、ちょっと帯で煽った割にはスケールがちっちゃかった(笑)
しかも、なんかお手軽に書いた感じも否めなくて。。。
この著者にはもっと時間をかけて、骨のあるものを書いてもらいたいし、たぶん読み手もそれを期待しているんだと思うんですが。。。

朝日新聞出版 2010年9月発行 ★★☆

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51J-5f3NUPL._SL75_.jpgブルー・ゴールド
読了日:11月08日 著者:真保裕一




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Secre

No title

乗れないのによく読めますね
私なら無理。最近は帯も、すごいこと書きすぎて、ネタがないんじゃないかなと思いますう。

No title

乗れなくても何かしら面白いんじゃないかと思うので、読むことにしています。ただ本当につまらないと、最初でわかるので読みませんが。。。(笑)

No title

たぶん冒頭のエピソードがなければもう少しバランスのよい仕上がりになってたんでしょうね。

読みかけたからには続きが気になる。と言うレベルの乗れないなら、まだましだったかもしれないですね。
呼んでしまったことに腹を立てるような本でなくてよかった。

No title

さすがにいくつも本を書いているだけあって、それなりのレベルには達していますが、それだからこそ読者はそれ以上のものを求めてしまうんですよね。とりあえずはこの作品は残念でしたといった感じでした。。。

No title

なんか「奪取」っぽい煽り文句は期待させますよね~(笑)
あれは結構トンデモだったけど勢いがあった。
ベテランになると勢いに頼るわけにもいかないのが辛いところでしょうか?

No title

ちょっと期待を持たせる煽り文句すぎますよね。読むほうは、あの頃のテンションを期待しすぎてしまってつい。。。なんですよね。この間の「デパートに行こう」からそれほど経っていないのに新作なので、時間のかけ方にも問題があるのかも。。。と思いたい(笑)

No title

あまりおすすめでないのね。。。

No title

ちょっとおすすめできないかんじですけれど、テンション下げたい人にはおすすめです。。。

No title

煽っておいて、あまり乗れない内容だったのですか^^
きっと期待しすぎちゃったのですね。帯の誇大広告のせい?
ポチ~~~☆

No title

これでは、つまらない本や普通の本も帯の言葉しだいで、売れてしまうこともありそうです。でも、やはり読者はシビアですから、次から手を出すのを躊躇するかもしれないですね。
プロフィール

藤中

Author:藤中
好きな作家は
F・ポール・ウィルスン。
他にスティーヴン・キング、ブレイク・クラウチ、ジョージ・R・R・マーティン、伊坂幸太郎、近藤史恵、島田荘司をよく読んでいます。
たまに映画関連、海外ドラマ関連、KinKi Kids関連の投稿があるので、
気をつけてください。

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